ZZR250 ホイールの組み換え(タイヤの組み換え)

 

 

ZZR250にバリオス2純正黒ホイールを装着していましたが、同じバリオス2の純正ゴールドホイールを入手したので交換しました。(作業実施日12/06/30)

 

 

入手したフロント

 バリオス2純正ゴールドホイールの超美品が奇跡的な価格で出品されてても誰も入札しないので、つい衝動買いしてしまいました。(新品同様だった) こういう限定色のホイールって、前後セットじゃないと需要がないんですよね・・・

入手したリア

 フロントを入手したからにはリアも・・・と思って長い間待ったのですが、リアは状態の良いものがなかなか出ませんでした。ちょっとあせってしまい、あまり状態が良くないものを入手してしまいました。(塗装くすみ・剥がれが目立つ)

 

 

フロントホイールの取り外し

 メンテナンススタンドを持ってないので、片方づつ作業することにしました。外は暑いので、冷房を効かせた部屋にホイールを持ち込みました。

タイヤ交換セット

 なぜかリムガードをたくさん持ってます。

 

 

空気を抜きました。虫回しを使用

ビード落とし(レバーだとかなり難関です)

 通常はビードブレイカーを使いますが、持ってないのでレバーのみで実施しました。(装着面に傷が付くのでおすすめしません)

※現在はビードブレイカーを使っています。3000円のやつですが充分使えます。やはりこれは投資したほうが絶対に良いと思います。(今後も活躍する機会はあるし・・・)

 

 

 レバーを2本使い、一本はこじり入れ、ビードを落とします。スプーンの先端がうまくタイヤとリムの間に刺さり込めばこっちのもんなのですが、これがなかなか・・・一箇所さえ刺さって隙間ができれば、あとは簡単です。

ビードが落ちました。

 ひっくり返して反対側も同じように落としました。

 

 

タイヤの取り外し

 リムガードを持ってるだけ取り付けました。(普通は3個あればいいと思います。) 一本目のレバーを差し込みました。

二本目、三本目と差し込みました。

 レバーは手で押さえて寝かせたままにしておきます。

 

 

 真ん中(二本目)を外して、三本目の隣に、左端(一本目)を外して、その隣に・・・

 それを繰り返して、半周くらいめくりました。

 

 

 110なら半周くらいめくればあとは腕力で引き抜けます。

 反対側を抜き取りました。

 

 

 タイヤが外れたところです。

タイヤの取り付け(その前に確認)

1、回転方向

2、軽点合わせ(タイヤの一番軽い部分[黄色い◎]と、ホイールの一番重い部分[エアバルブ]の位置を合わせる)

3、エアバルブはケチらないでこのタイミングで交換したほうが良いです。(過去に交換した数日後にエアバルブの根元がもげた経験あり)

 

 

片面の取り付け

 ビードクリームを塗ってタイヤをホイールに被せて体重で押し込むと、運が良ければこれだけで片側は入ってしまうこともあります。このときホイール中央の凹み部分までしっかりビードを入れておかないと、反対側のビードを入れるときリムを乗り越えることができません。

難関 もう片面の取り付け

 これは体全体(足と膝)を使い、タイヤに乗っかりながら作業します。ホイール中央の凹みまでビードを入れてないと、レバーでめくり上げるビードはリムを乗り越えることができません。

 

 

フロントタイヤの装着が完了しました。

ビード上げ(空気入れ)はセルフのスタンドでコンプレッサーをお借りしました。パン!という気持ちよい音が2回鳴ります。

(現在はコンプレッサー持ってます。8000円の安物ですが充分ビードが上がります。)

フロントホイールの装着とバランスチェック

 バランス取りは回転台を持ってないので車両に取り付けて実施しました。回転抵抗を極力なくすためにメーターギアやカラーなどは装着せず、アクスルだけ刺してホイールを手で回転させ、自然に停止する位置をチェックしました。毎回止まる位置がバラバラならOKですが、ある一定の場所に決まって止まるのならウエイトを貼り付けます。

 

 

リアホイールの取り外し お次はリアの番です。

リアタイヤ装着完了

 

 

リアホイール装着完了

バランスのチェック

 リアも同じようにバランスのチェックをしました。どうも止まる場所が一定だったので、対角線上の位置に適当にウエイトを貼り付けました。

 

 

全体図(バリオスゴールドホイール) ちょっと派手になりました。

比較(バリオス黒ホイール) タイヤの存在感が強調され太く見えます。

タイヤ交換はDIYでやるとお得なのか?

◇某タイヤショップでRX01SPEC−Rを購入して取り付けてもらった場合

フロント(110/70−17)8500円+リア(140/70−17)11500円+工賃3300円= 合計23300円(税込24465円)

 

◇モノタロウでRX01SPEC−Rを購入した場合

フロント(110/70−17)7007円 リア(140/70−17)9056円+エアバルブ2個300円+廃タイヤ処理代2本420円(ガソリンスタンド)=合計16783円(税込17626円)

 

差額6000円 初期投資(工具)がこのくらいなので、二回目以降はお得になります。

比較(ノーマル) シルバーで統一されています。

 


 

2014/03/01追記

ZZR250 タイヤ交換(RX-01 SPEC R) バリオスホイールなのでFの幅は110です。

 

2011年5月に装着したラジアルスポーツタイヤ「ダンロップα12」はおよそ8000kmでスリップサインが出て交換時期になりました。今回装着したタイヤはIRCのスポーツバイアスタイヤ「RX01 SPEC-R 」(F 110/70-17 R140/70-17)です。

 

私は年間3000km程度しか乗らないので、ライフとグリップのバランスを考えると3年(一万キロ弱)くらいでスリップサインが出る頃合になるハイグリップ系タイヤが自分に合っています。(ライフ系のBT45やGT501を選択するとタイヤの山が残ったままゴムの硬化やヒビ割れで3年で交換するハメになってしまい、結局グリップ系でもライフ系でもタイヤ交換のタイミングが変わらないのです。ならば走行性能が良いハイグリップのほうがお得)

F110/70-17 R140/70-17でバイアスのハイグリップと言うとBT39 TT900 RX01SPEC-Rが御三家になると思いますが、その中でもひときわ格安なのがこのSPEC-Rだったので、このタイヤをチョイスしてみました。

スリップサインが出たて交換時期となったα12

 宅急便で届いたRX01SPEC-R 前110/70-17 後140/70-17

送料込み15604円(モノタロウ10%OFFの日)

 

 

 

 RX-01にSPEC Rという文字が追加されています。

 

 

 タイヤパターンはノーマルのRX-01と同じですが、コンパウンドが柔らかいスポーツタイプになっています。

交換作業(手組み)

 このタイヤ、ビードのワイヤが硬い!こんなに交換に苦労したタイヤは初めてです。それにしても硬い・・・何なんだこりゃ?

 

 

 かなり苦労しましたが何とか組みました。

 持っているコンプレッサではなぜか今回はビードが上がらなかったので、仕方なく奥の手を使いました。

取り付け

 

 

RX-01 SPEC Rインプレッション(ラジアルα12比較)

1、乗り心地
今までがラジアルで悪かったからか、物凄くよく感じます。

2、ハンドリング
寝かし込みが重く直進性が強く感じます。しかし倒し始めるとスムーズで、かなり深く倒しても安定します。機敏なα12とは正反対で、ルーズで粘っこい感じです。

3、グリップ
遜色ありません。でもたぶんこれ、物凄く減りが早い気がします。1万キロは絶対に持たないと思う・・・

 

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