リトルカブ圧縮圧力の測定

リトルカブ圧縮圧力の測定

サービスマニュアルによる基準値

Ｃ５０・７０：１０．０－１２．０ｋｇ／ｃ㎡

Ｃ９０：１１．０－１５．０ｋｇ／ｃ㎡

測定方法

エンジン暖気後スロットルを全開にして５回ほど強くキックする（暖気をしないとピストンとシリンダーのクリアランスは適正になっていないので、数値は低目になります）

圧縮圧力が低い場合

バルブの圧縮漏れ・タペット調節の狂い・シリンダーヘッドガスケット破損・ピストン、シリンダー磨耗・ピストンリング磨耗

圧縮圧力が高い場合

燃焼室内、ピストンヘッドのカーボン堆積

（作業実施日10/04/11)

	使用したコンプレッションゲージ（ストレート）
	ピストン・シリンダーのクリアランスを適正にするためにエンジンを暖気しました。その後、スロットル全開と同じ条件にするために、インテークマニホールドからキャブレターを外しました。
	プラグを取り外してコンプレッションゲージを取り付けました。
	キック×５だいたいキック４回で、指針の上昇がＭＡＸになりました。
	何回か実施してみたところ、いずれも測定値は１３ｋｇ／ｃ㎡になりました。基準値より若干高くなっています。ボアアップ８８ｃｃなのでＣ５０・７０の数値とは異なっているのかも知れません。

	使用したコンプレッションゲージ（ストレート）
	ピストン・シリンダーのクリアランスを適正にするためにエンジンを暖気しました。その後、スロットル全開と同じ条件にするために、インテークマニホールドからキャブレターを外しました。
	プラグを取り外してコンプレッションゲージを取り付けました。
	キック×５だいたいキック４回で、指針の上昇がＭＡＸになりました。
	何回か実施してみたところ、いずれも測定値は１３ｋｇ／ｃ㎡になりました。基準値より若干高くなっています。ボアアップ８８ｃｃなのでＣ５０・７０の数値とは異なっているのかも知れません。