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 KSR110 250TRのメーターを取り付け

 

 燃料計やトリップメーターが付いてないバイクの給油タイミングはリザーブに頼ることになりますが、KSR110のリザーブ容量はカタログ値で0.5Lとなっており、平均燃費30km/Lの私のKSRでは15kmしか走れない計算になります。さすがに15kmでは都会から離れた場所に居るときはガス欠の恐れがあるので、私の場合は常にマジックと養生テープをバイクに携帯し、給油するたびにオドメーターの数値を書いてメーターに貼り付けて対処していました。(KSR110の給油タイミングはだいたい200kmをメドにしていた。) 

 それがいちいち面倒だったので、トリップ付きメーターの交換を考えました。安価で耐久性があってトリップが付いているちゃんとしたメーター(できれば純正の流用)はないかといろいろ見て回ったところ、エストレヤと250TRのメーターが寸法的に付きそうだったので、さっそく作業開始です。(作業実施日2018/6月)

 


 

左:KSR110メーター

右:2000円で落札した250TR(FI)メーター

 

メーター本体の寸法はほぼ同じでしたが、TRのメーターには出っ張ったステーがあるのでカットします。

裏側

KSRメーターステーに固定するボルト穴間のピッチはともに70mmでした。(ですが、結局穴を新規に開けることになり活用できませんでした)

 

TRのメーターケーブルの接続部は下向きに角度が付いているため、KSRのメーターステーをカットする必要が出てきました。

 

電線の長さが違うので延長させる必要があります。

 TR(FI)メーターの電線はKSRにはないハイビームランプとFI警告灯があるので、合計8本になっています。

 キャブのTRメーターならばFI警告灯が無いので、ハイビームランプ含む電線7本仕様になっています。そのハイビームランプの電線はKSRのハイビームの電線に繋ぐとハイビームランプが点灯します。

 残るTR側6本とKSR側6本はそれぞれ同じ色の電線同士を接続すればメーターの配線が成立します。

左側:250TR(FI)のカプラ(9極で端子8個)

右側:KSR110のカプラ(6極)

 

KSRで使用されている6本はTRでも同じ電線色になっているので、同じ色同士を接続するだけです。

 KSR110のメーターステーにTRメーター本体をそのままあてがってみたところです。

 メーター固定の70mmピッチが同じなので一応そのまま付くのですが、メーターケーブルの接続部が隠れてしまってこのままでは使えません。

 いろいろ考えた結果、写真のように新規に穴を開けたりカットしてフィッティングさせることにしました。

 加工したKSRメーターステーにTRメーターを装着したところ

 

 裏側

 

 これで問題なく装着できます。

メーター交換作業

 メーターステーからメーター本体の取り外し。

 メーターステーの取り外し。○で囲んだボルトだけでなく、メインスイッチ(キーシリンダ)も取り外します。

 電線はエアクリーナーボックスの裏を通してあるので、ボックスのボルトを取り外します。

 メーターステーにTRメーターを装着し、それを車体のステムに固定し、メーターケーブルを接続したところです。

 電線の延長

 FIランプは1速に入れた時に点灯、ハイビームランプはKSRハイビームの電線と接続させて点灯するようにしています。

 配線完了

 完成

 

250TRメーター動作の様子です。(字幕ONで字幕が出ます)

 


 

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